小坂[町](読み)おさか

百科事典マイペディア 「小坂[町]」の意味・わかりやすい解説

小坂[町]【おさか】

岐阜県東部,益田(ました)郡の旧町。町域の大部分山地で,山林の70%近くを国有林が占め,ヒノキなどの切出しが盛ん。主集落は益田川と小坂川の合流点にあり,高山本線が通じ木材集散。湯屋(ゆや),下島(したじま),濁河(にごりかわ)などの温泉があり,東端にそびえる御嶽(おんたけ)山の美濃側登山口。2004年3月益田郡萩原町,下呂町,金山町,馬瀬村と合併し,下呂市となる。247.50km2。4000人(2003)。

小坂[町]【こさか】

秋田県北東部,鹿角(かづの)郡の町。小坂鉱山があり,鉱山の町として発展したが,鉱量枯渇によりすべて終掘した。稲作畜産を行うほか,ブドウの栽培も行っている。東北自動車道がほぼ南北に通じ,秋田自動車道が分岐する。201.70km2。6054人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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