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山口素堂 やまぐちそどう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山口素堂
やまぐちそどう

[生]寛永19(1642).5.5. 甲斐
[没]享保1(1716).8.15. 江戸
江戸時代前期~中期の俳人。名,信章。字,子晋,公商。通称,勘兵衛。別号,来雪,松子,素仙堂,蓮池翁。茶道の号は今日庵,其日庵。 20歳前後に江戸に移り,儒学または算用の才をもって仕官し,延宝7 (1679) 年 38歳で致仕,上野不忍池のほとりに隠棲,貞享2 (85) 年頃葛飾に移った。

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デジタル大辞泉の解説

やまぐち‐そどう〔‐ソダウ〕【山口素堂】

[1642~1716]江戸前・中期の俳人。甲斐の人。名は信章。別号、其日庵・素仙堂など。江戸や京都で漢学・和歌・書道・俳諧・茶道・能楽などを学ぶ。のち、江戸で芭蕉と親交を結び、蕉風の成立に貢献した。葛飾風の祖。著「とくとくの句合」など。

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百科事典マイペディアの解説

山口素堂【やまぐちそどう】

素堂

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山口素堂 やまぐち-そどう

1642-1716 江戸時代前期-中期の俳人。
寛永19年5月5日生まれ。生家は甲斐(かい)(山梨県)の酒造業者。和歌,書,漢学などに通じ,文人として江戸で生涯をおくった。北村季吟(きぎん)門。松尾芭蕉(ばしょう)と親交があった。また郷里の濁川の治水工事に功があった。享保(きょうほう)元年8月15日死去。75歳。名は信章。通称は官(勘)兵衛。
【格言など】目には青葉山時鳥(やまほととぎす)初鰹(はつがつお)

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朝日日本歴史人物事典の解説

山口素堂

没年:享保1.8.15(1716.9.30)
生年:寛永19(1642)
江戸前期の俳人。本名は信章。別号は蓮池翁など。茶道の庵号に今日庵,其日庵がある。甲斐国(山梨県)北巨摩郡に生まれたが,少年時代に家族と共に甲府に移住した。生家は酒造業を営む裕福な商家で,一時家業を継いだが,20歳のころ弟に家督を譲り,以後学問と文芸の世界に遊んだ。漢学は江戸幕府の儒臣林春斎について本格的に学んでいるが,和歌も京都の清水谷家に学んだという。延宝3(1675)年,当時まだ無名だった松尾芭蕉交わり,その親交は芭蕉の死没まで変わることなく続いた。一時仕官したことがあるが,同7年37歳の春に官を辞して隠棲した。以後次第に俳壇に重きをなすようになるが,俳壇的野心を持たず,俳諧のみならず和歌,漢詩などの文芸や茶道,能楽などの芸能に遊んだ。豊かな教養と洗練された趣味性に支えられた文人的な生涯であった。<参考文献>荻野清『俳文学叢説』

(田中善信)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

やまぐちそどう【山口素堂】

1642~1716) 江戸前・中期の俳人。甲斐の生まれ。名は信章、別号は来雪など。江戸に出て経学・和歌・書道・茶道・能楽などを学び、仕官ののち致仕、隠栖いんせいした。松尾芭蕉と親しく蕉風成立期の芭蕉に大きな影響を与えた。葛飾派の祖。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山口素堂
やまぐちそどう

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世界大百科事典内の山口素堂の言及

【素堂】より

…江戸前期の俳人。姓は山口,名は信章。甲斐国北巨摩郡教来石字山口の郷士の家に生まれた。少年時代父に従って甲府に移り,さらに20歳のころ江戸に出て林家について漢学を修めた。その後しばらく京へも遊学したらしい。俳諧は季吟門と伝えたが,最初の入集は加友撰《伊勢踊》(1668)で,〈江戸山口氏信章〉として5句。1675年(延宝3)5月,江戸下向中の宗因を歓迎する俳席に桃青(芭蕉)とともに出座,以後,翌年には両人で《江戸両吟集》を発行するなど親交を深め,芭蕉らの新風を支持した。…

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