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彦根屛風 ひこねびょうぶ

世界大百科事典 第2版の解説

ひこねびょうぶ【彦根屛風】

近世初期遊里遊楽図の一。彦根藩井伊家に伝わったためこの名がある(六曲一隻。国宝)。全面金地上に遊里に遊ぶ15人の人物が描かれている。もの憂い表情をしたこれらの人物は互いに線対称面対称に基づく微妙な呼応関係によって組み合わされ,演劇的な構成を示す。画面左端には室町末期の様式を示す六曲一隻の水墨山水図屛風が描かれている。この画中画および三絃双六艶書などの風俗描写には〈琴棋書画見立てという表現形式もみられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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