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徐福 じょふく Xu Fu

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

徐福
じょふく
Xu Fu

中国,秦代の方士 (ほうし) 。徐市 (じょふつ) ともいう。秦の始皇帝の命で童男童女数千人を連れて,海中の三神山に不死の薬を捜しに出かけたという。しかし,三神山は発見できず,日本の紀州へ上陸した,といわれてその記念碑が現存し,連れて行った童男童女から生れた子孫が日本民族である,という説すらあるが,いずれも後世の伝説にすぎない。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

徐福

紀元前の中国に登場した、神仙の術を駆使する方士。司馬遷の『史記』によると、秦の始皇帝の命を受けて、東海にあるという蓬莱の島に、不老不死の薬を求めて旅立った。童男童女や工人たち数千人をともなったという。結局、復命せずに、「平原広沢」の地にとどまったと伝えられる。実在に賛否あるが、日本や中国、韓国などで顕彰が盛んだ。

(2009-08-30 朝日新聞 朝刊 週刊九州)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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百科事典マイペディアの解説

徐福【じょふく】

秦の始皇帝の命を受け東海の三神山(蓬莱(ほうらい)山,方丈山,瀛洲(えいしゅう)山)に不老不死の薬を求めた方士(仙術家)。《史記》では徐市(じょふつ),《漢書》では徐福。
→関連項目蓬莱山

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

徐福 じょ-ふく

?-? 秦(しん)(中国)の方士。
徐巿(ふつ)ともいう。紀元前3世紀の後半,始皇帝の命により不老不死の仙薬をもとめて東海の三神山にむけて船出したという。日本各地に漂着の伝説がのこっており,和歌山県新宮市に碑がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

じょふく【徐福 Xú Fú】

中国,秦代の方士。徐市(じよふつ)とも。斉(山東省)の出身で,斉の地に伝わる神仙説を宣伝し,秦の始皇帝に取り入り,東海中の三神山(蓬萊,方丈,瀛洲(えいしゆう))に仙人や不死の仙薬を求める探検に巨額の援助を受ける。童男,童女数千人をつれて船出をしたほか,のちにはまた海神と戦うと称し兵士ももらい受けた。彼は海上に広々とした土地(一説に亶洲(たんしゆう)という)を発見しその地の王になったとされる。徐福は日本の熊野に来たのだという伝説のほか,亶洲は種子島だとする説,あるいは彼がすなわち神武天皇で,日本に入って国を立てたのだとする説などがあるが,いずれも実証を欠く。

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大辞林 第三版の解説

じょふく【徐福】

中国秦代の方術士。始皇帝の命をうけ、東海上の三神山(蓬萊山・方丈・瀛州えいしゆう)へ不老不死の仙薬を求めにでたという。日本では熊野などに伝説が残る。徐市じよふつ。生没年未詳。

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世界大百科事典内の徐福の言及

【串木野[市]】より

…鹿児島本線や国道3号線に沿い,鹿児島市への交通の便はよく,また東シナ海に浮かぶ甑(こしき)島列島への定期船の起点である。北東境にある冠岳(516m)は,秦の始皇帝の臣徐福が不老不死の仙薬を求めてここまで来て冠を捧げた所といわれる。海食地形の発達する長崎鼻や7月末に行われる串木野さのさ祭などが観光の中心である。…

【始皇帝】より

…まず,山東地方に至り,泰山に登りここで封の儀式を,ふもとの梁父(りようほ)で禅の儀式を執行した(封禅)。ついで,山東半島をめぐったが,このおりに斉人の方士徐市(じよふつ)(徐福ともいう)から海中にある三神山(蓬萊,方丈,瀛州(えいしゆう))のことを聞き,徐市に僊人(仙人)と不死の薬を求めさせた。不老長生を願い,みずからも真人(仙人)を思慕するあまり,しばらくは真人と自称して朕の称号を捨てるほどであった。…

【新宮[市]】より

…1958年紀勢本線が全線開通し,名古屋,大阪の大都市圏と結ばれるとともに,瀞(どろ)峡,熊野本宮大社など熊野観光の基地としてにぎわう。市内には天然記念物の新宮藺沢(いのさわ)浮島植物群落や神武天皇東征にちなむ神倉神社の天磐盾(あめのいわたて),秦の始皇帝の命を受けて渡来したといわれる徐福の墓がある。【水田 義一】
[歴史]
 古くから熊野水軍の根拠地の一つとして知られる。…

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