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徒手体操 としゅたいそう Freiübung

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

徒手体操
としゅたいそう
Freiübung

器械を使用せず自由に身体各部を動かして行なう体操。ドイツ体操の主流である器械運動主義から脱し,保健・矯正的特性をもち,性・年齢に関係なくだれにでもできる体操を主張して起こった。 19世紀初め P.リングによって体系化されたスウェーデン体操に端を発し,20世紀に入るとスイスの音楽教育家 E.ダルクローズのリズム体操ドイツの R.ボーデの表現体操などが生まれた。

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デジタル大辞泉の解説

としゅ‐たいそう〔‐タイサウ〕【徒手体操】

器械・手具を用いないで行う体操。

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百科事典マイペディアの解説

徒手体操【としゅたいそう】

器械や手具を用いずに行う体操。実施の仕方によって個人あるいは団体の創意工夫が自由に生かされるのが特徴で,身体全体の均整のとれた発育・発達を目的とする。ラジオ体操美容体操ジャズ体操リズム体操,エアロビック体操(エアロビクス参照)などもその一種。
→関連項目スウェーデン体操マスゲーム

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大辞林 第三版の解説

としゅたいそう【徒手体操】

道具を用いずに行う体操。 ↔ 器械体操

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

徒手体操
としゅたいそう

器械・器具を使用しない素手(すで)で行う体操。器械体操、手具体操と対比される。年齢や性別に関係なく、いつでも、どこでも簡単にしかも実施者の目的によって自由に行うことができる。徒手体操は身体の円満な発育を目標とした基本的修練を行う。したがって身体を上肢、下肢、首、胴体に分けて運動し、その仕方も屈伸、挙振、倒、転、回旋などに分類して各種の形式が考案されている。徒手体操が学校体育で重要な位置を占めたのもこのためである。徒手体操でもっともたいせつなことは、それが自覚運動であるだけに、実施者の自覚的興味を喚起することである。そのためには目的を明確にすることが必要で、ただ単に身体を動かしただけでは体操とはいえない。目的としては、疲労回復、激しいスポーツまたは作業の前の準備、筋力増強、柔軟性の養成などが考えられる。しかも興味を与えるために音楽伴奏をつけたり、手拍子でリズムを与えるなどの指導上のくふうもたいせつである。[上迫忠夫]

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世界大百科事典内の徒手体操の言及

【運動場】より

…デッサウの汎愛学校では近代的な体育の授業が運動場で展開され,近代体育の父と称されるグーツムーツはシュネッペンタールの汎愛学校で樹木の生い繁る丘陵地をそのまま運動場として整備し,各種の運動器械を設置した。しかし,この時代は今日のような集団で実施する徒手体操も競技化されたスポーツも存在しなかったので,平地の広い空間を必要としなかった。その後,学校における体育授業の展開は集団徒手体操やスポーツの教材の導入によって変容し,結果として運動を実施する場の形状と大きさに変化を及ぼしていく。…

【体操】より

…ここで体操とは,健康で明るい市民生活を営む能力を身につけるために,いろいろな運動を体系づけ,方法化することであり,走・跳・投,レスリング,運搬,水浴など,あらゆる自然的な運動が体操の内容となった。この時点ではまだ徒手体操も器械体操も考えられておらず,視覚や聴覚などの感覚訓練をも含む広義の身体運動を体操と考えていた。今日の体操競技に発展した器械体操は,F.L.ヤーンによって考案されたものであるが,彼は体操ということばをギムナスティクGymnastikからトゥルネンTurnenに改め,統一ドイツ国家を建設するための青少年教育の意味で用いた。…

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