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慶良間列島 けらまれっとう

大辞林 第三版の解説

けらまれっとう【慶良間列島】

沖縄県沖縄島の西方にある二十余の島々。渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島など。

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百科事典マイペディアの解説

慶良間列島【けらまれっとう】

沖縄県,沖縄諸島中,那覇(なは)の西約30kmにある列島。古生層の山地が大半を占める渡嘉敷(とかしき),座間味(ざまみ),阿嘉,慶留間(けるま)など10余島からなり,島尻郡渡嘉敷村(19.18km2,730人。
→関連項目沖縄諸島

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世界大百科事典 第2版の解説

けらまれっとう【慶良間列島】

沖縄県の沖縄島(本島),那覇市の西方20~40kmの海上にある大小30余の島嶼(とうしよ)群。慶良間諸島ともいう。列島の中央を南北に走る慶良間海峡を境に行政上は二分される。東部は,渡嘉敷(とかしき)島を主島として前島,儀志布(ぎしぶ)島,黒島など大小10余の無人島を含み,前慶良間と呼ばれ,渡嘉敷村に属する。面積19km2,人口725(1995)。西部は,座間味(ざまみ)島を主島として阿嘉(あか)島,屋嘉比(やかび)島,慶留間(げるま)島,久場(くば)島など20余島を含み,後慶良間と呼ばれ,座間味村に属する。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔沖縄県〕慶良間列島(けらまれっとう)


沖縄県の沖縄諸島西部にある島嶼(とうしょ)群。那覇(なは)港の西約28kmに位置する主島の渡嘉敷(とかしき)島を中心に、座間味(ざまみ)島・阿嘉(あか)島・慶留間(げるま)島などの有人島と20余の無人島、岩礁(がんしょう)群からなる。東部は渡嘉敷村、西部は座間味村に属する。山地が海に迫る沈水海岸で、裾礁(きょしょう)が発達。西部の阿嘉島・慶留間島・屋嘉比(やかび)島には天然記念物ケラマジカが生息。全域が沖縄海岸国定公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

慶良間列島
けらまれっとう

沖縄県、沖縄本島那覇市の西方海上ほぼ20キロ~40キロメートルの間に分布し、大小30余島からなる島々。慶良間諸島ともいう。渡嘉敷(とかしき)島、儀志布(ぎしっぷ)島や、前(まえ)島、中島、黒島などからなる渡嘉敷村(前慶良間)と、座間味(ざまみ)島、阿嘉(あか)島、慶留間(げるま)島、屋嘉比(やかび)島、外地(ふかじ)島、久場(くば)島、安室(あむろ)島などからなる座間味村(後(くし)慶良間)の2村からなる。島尻(しまじり)郡に属する。渡嘉敷島と座間味島との間は慶良間海峡とよばれる水路となる。
 中生層を主体とする山地からなる高島群で、湾入に富むリアス式海岸からなり、裾礁(きょしょう)のサンゴ礁に囲まれている。山地部は亜熱帯の自然林を残し、国指定天然記念物のケラマジカが生息する。以前はかつお節の生産や稲作などが盛んであったが、本土復帰(1972)後は民宿などの観光地として発展。列島全体は海域公園を主体とする慶良間諸島国立公園に指定され、美しいサンゴ礁景観をもつ。那覇泊(とまり)港より船便が渡嘉敷島と座間味島、阿嘉島にあり、手軽に行ける離島として有名。第二次世界大戦において、アメリカ軍の沖縄上陸作戦(1945)は、この列島から始まり、島民に多くの戦死者を出した所として知られる。なお、慶良間諸島海域は2005年(平成17)に、ラムサール条約登録湿地となった。[目崎茂和]

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