渡嘉敷島(読み)とかしきじま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

渡嘉敷島
とかしきじま

沖縄県,那覇市の西方約 30kmの海上に位置する,慶良間諸島中最大の島。渡嘉敷村の主島で,全人口が渡嘉敷と阿波連(あはれん)の 2地区に住む。第2次世界大戦における住民集団自決の悲劇の島(→沖縄の戦い)。アメリカ軍の地対空ミサイル基地跡に,国立沖縄青少年交流の家がある。那覇泊港との間に定期船がある。慶良間諸島国立公園に属し,周辺の海域は慶良間諸島海域公園地区に指定されている。面積 15.29km2。人口 730(2000)。

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世界大百科事典 第2版の解説

とかしきじま【渡嘉敷島】

沖縄県那覇市の西方海上にある慶良間(けらま)列島最大の島。面積15.8km2。10余の無人島とともに島尻郡渡嘉敷村をなす。人口725(1995)。北部の赤間山(227m)を最高点とする山がちの島で,東岸に中心集落の渡嘉敷がある。第2次世界大戦前は那覇へ薪炭を供給,南洋諸島でのカツオ漁も盛んであった。現在は米,サツマイモ,野菜を産し,衰微したカツオ漁に代わって沿岸漁業が営まれる。観光化も進んでいる。那覇から村営定期船の便がある。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔沖縄県〕渡嘉敷島(とかしきじま)


沖縄県の沖縄諸島西部、慶良間(けら)列島最大の島。面積15.3km2。東方沖の前(まえ)島や付近の属島を合わせ、渡嘉敷村を構成。南北約9kmの細長い島で、北部の赤間(あかま)山(標高227m)はじめ山地が連なり、平地に乏しい。海岸には裾礁(きょしょう)が発達。全域が沖縄海岸国定公園に属し、観光地化が顕著。第二次大戦末期の激戦地の一つで、住民の集団自決があったとされる。

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世界大百科事典内の渡嘉敷島の言及

【慶良間列島】より

…列島の中央を南北に走る慶良間海峡を境に行政上は二分される。東部は,渡嘉敷(とかしき)島を主島として前島,儀志布(ぎしぶ)島,黒島など大小10余の無人島を含み,前慶良間と呼ばれ,渡嘉敷村に属する。面積19km2,人口725(1995)。…

※「渡嘉敷島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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