東大寺大仏の鋳造は、宇佐八幡神の神助を得て天平勝宝元年(七四九)一〇月に完成した。そこで宇佐八幡神を東大寺大仏の守護神として勧請することになった。「続日本紀」同年一二月二七日条によれば、同月一八日に五位一〇人・散位二〇人・六衛府舎人各二〇人を遣わして八幡神を
治承四年(一一八〇)一二月、平重衡の南都焼討の際、八幡宮も焼失した(「玉葉」同五年正月六日条)。嘉禎三年(一二三七)一〇月にの勧進によって再建され、南廊・北廊などのほか、若宮社の拝殿や東廊も新造された(「東大寺別当次第」など)。元和八年(一六二二)には大名細川忠興が米三〇〇石を寄進、八幡宮拝殿の修造が行われ、大鳥居も寄進された。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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