デジタル大辞泉
「招く」の意味・読み・例文・類語
お・く〔をく〕【▽招く】
[動カ四]まねく。呼び寄せる。
「月立ちし日より―・きつつうち偲ひ待てど来鳴かぬほととぎすかも」〈万・四一九六〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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まね・く【招】
- 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 ( 近世以降「まねぐ」とも )
- ① 手や袖を動かすなどの合図をして、近くに来るようにうながす。手招きして呼ぶ。また、合図などのために手や袖を振り動かす。手まねで知らせる。
- [初出の実例]「千の酒に
れる人を招(まネキ)誘して飲興し」(出典:地蔵十輪経元慶七年点(883)三) - 「秋の野の草はたもとか花すすきほにいでてまねく袖とみゆらん〈在原棟梁〉」(出典:古今和歌集(905‐914)秋上・二四三)
- ② 口頭または使者、書状などによって、呼んで自宅など、近くに来させる。呼び寄せる。呼ぶ。招待する。
- [初出の実例]「大納言猶命をしうやおもはれけん、子息讚岐中将をまねひて」(出典:平家物語(13C前)一一)
- ③ それだけの理由があって、結果を身にこうむる。身に受ける。
- [初出の実例]「賢良(さかしひと)を誅し殺すに由ての故に、斯の禍を召(マネケ)り」(出典:日本書紀(720)斉明六年七月(北野本訓))
- ④ ( 比喩的に ) 身近にもたらす。
- [初出の実例]「手の中に扇あれば涼を招くに㝡やすし」(出典:海道記(1223頃)序)
- ⑤ やって来てしばらく滞在してある仕事をしてくれるよう、礼をつくして頼む。招聘(しょうへい)する。
お・くをく【招】
- 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 後世「おぐ」とも )
- ① まねきよせる。よびよせる。
- [初出の実例]「是に、其の遠岐(ヲキ)し八尺(やさか)の勾璁(まがたま)・鏡と草那芸剣と、亦常世思金神・手力男神・天石門別神とを副へ賜ひて」(出典:古事記(712)上)
- ② 鷹言葉で、餌などで鷹をまねきよせる。
- [初出の実例]「置かふは。鷹を手はなち。餌を見せておきたつる事也。鷹よぶとはいはず。おくと云也」(出典:龍山公鷹百首(1589))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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