コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

 キン

7件 の用語解説(斤の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

きん【斤】

尺貫法の質量の単位。1斤はふつう160匁(もんめ)で、約600グラム。商品の包装単位には、慣用的に100匁・120匁・180匁などを1斤とする場合がある。
英斤(えいきん)
食パンの単位。1斤は350~400グラムをいう。

きん【斤】[漢字項目]

常用漢字] [音]キン(漢) [訓]おの
おの。「斧斤(ふきん)
重さの単位。約六〇〇グラム。「斤目(きんめ)斤量英斤
[名のり]のり

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

斤【きん】

尺貫法の質量の単位。1斤=160匁(もんめ)=600g。唐の度量衡にならい640年採用,701年大宝令で確定。1891年度量衡法で正確に規定されたが,尺貫法の廃止に伴い,1959年以降法定単位ではなくなった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

きん【斤】

尺貫法における質量の単位。中国古来の単位であり,日本でも銖,分(ぶ),両,斤の系列の単位として古くから用いられた。公式には1斤=16両の関係にあったが,計量品目に応じて大きさを異にするようになり,市井の単位の匁に対して,160匁の唐目(からめ)の斤,180匁の大和目(やまとめ)の斤などさまざまな斤があり,また舶来品には1ポンドに近い120匁を斤(英斤)とした。1891年制定の度量衡法により銖,分,両は廃止され,斤だけが160匁=600gとして残されたが,尺貫法の廃止に伴い1959年以降法定単位ではなくなった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

きん【斤】

目方または重さの単位。普通は、一斤を一六〇匁もんめとし、尺貫法では一斤=一六〇匁=600グラムとした。他に時代・対象品目の違いにより伝統的に行われた標準を異とするものに、大和目(一八〇匁)・大目(二〇〇匁)・白目(二三〇匁)・山目(二五〇匁)があり、また舶来品に対するものは一斤を英国の一ポンド(453.6グラム)にほぼ等しい一二〇匁とした。
食パンの単位。350~400グラムの一塊を一斤とするのが一般的であり、公正競争規約では 340グラム 以上とされている。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

単位名がわかる辞典の解説

きん【斤】

尺貫法の質量の単位。1斤は、約600g。中国古代からの単位で、日本でも大宝令(701年)以前から使われていた。

出典|講談社
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


きん

中国度量衡制の質量の基本的な単位。160銭(匁(もんめ))で600グラムにあたり、唐(618~907)以来変わらず、日本に渡来してからもその大きさを変えていない。中国古代に発生した単位で、前漢のころ確定し、隋(ずい)代に漢代のほぼ3倍になり、以後安定した。唐代に日本にもたらされて大宝律令(たいほうりつりょう)(701)に採用された。このため古くはこの斤は唐目(とうめ)とよばれた。ただ日本では斤の呼称が商品の建値にも使われて、さまざまの大きさの斤が発生した。たとえば、薬屋が使った大和目(やまとめ)という斤は180匁、山椒(さんしょう)用は60匁、茶用は200匁、紅花(べにばな)用は100匁、実つき木綿用は600匁である。なお、明治以後120匁を斤としてパンなどに用いてきたが、これはポンドのことで、正しくは英斤とよぶべきである。[小泉袈裟勝]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のの言及

【貫】より

…貫を質量の単位の名称とするのは日本特有のことである。その大きさは大宝令による質量の単位に対し6斤4両であり,改鋳による銭貨の目方の変動にもかかわらず,ほぼ安定に保たれていたという。91年制定の度量衡法によって貫は尺貫法における質量の基本単位となり,事実上3.75キログラム(=15/4kg)と定められた。…

【蔵人所斤】より

…鎌倉時代に用いられた重さを計る単位の一つ。律令制では唐制にならい,キビ100粒の重さを1銖と規定し,24銖を1両,16両を1斤(小斤)とし,さらに3両を大両1両とする大斤を定め,金,銀,穀などを計る場合に大斤を用い,他は小斤を用いることとした。この衡制は時代が経過するとともにみだれ,地域により,あるいは領主により,基準の異なるはかりを用いるようになった。…

【度量衡】より

… なお度量衡に対応する西欧語は,英語weights and measures,フランス語poids et mesures,ドイツ語Mass und Gewichtなどであって,質量(weights,poids,Gewicht)と長さ・体積(measures,mesures,Mass)との並列という表現になっている。
【史上の度量衡】
 中国の《書経》の後につけられた注疏(ちゆうそ)を見ると,〈度はこれ丈尺,量はこれ斛斗,衡はこれ斤両〉とあり,国の法制度としてこれらを等しくしておくのだといった説明がなされている。ここにいう丈,尺,斛(石とも書く)などは,ものごとを数量的に表現するための〈単位〉の呼名である。…

【はかり(秤)】より

…これらのはかりの精密さは同じ秤量の汎用ばかりと同程度である。天秤(てんびん)秤量法【小林 好夫】
【日本のはかり】

[古代]
 古代には物の重量を表す単位として〈斤(きん)〉が使用されることが一般であったが,〈斤〉はまた〈はかり〉を意味する場合もあった。度量衡の制は税制とも深く関係するため,国家による画一的規制は緊急の課題であった。…

【両】より

…1891年に制定された度量衡法によって尺貫法が確立される以前に用いられた質量の単位。古代中国の単位に由来し,銖‐分‐両‐斤(銖は中位の秬黍(くろきび)100粒の重さ,分=6銖,両=4分,斤=16両)の系列をなし,唐の開元通宝の目方に等しい匁に対しては1両=10匁の関係にあり,ほぼ37.3gに相当する。ただし鎌倉時代後期以降,京都では金1両は4匁5分,銀1両は4匁3分などとされた。…

※「斤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

斤の関連キーワードオンス尺貫法一合マグハートリーの単位系

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

斤の関連情報