日本スポーツ協会(読み)にほんすぽーつきょうかい(英語表記)Japan Sport Association

知恵蔵miniの解説

日本スポーツ協会

日本におけるアマチュアスポーツの統括団体。正式名称は公益財団法人日本スポーツ協会。各競技団体や都道府県体育協会などから構成され、国民体育大会の開催、スポーツ指導者の養成、スポーツ少年団の育成、スポーツ医・科学の振興などを主な事業とする。アジア初の国際オリンピック委員会(IOC)委員である柔道家の嘉納治五郎(1860-1938年)により、国民体育の普及・振興とオリンピック参加に向けた体制整備のため、1911年に大日本体育協会として創立された。48年、日本体育協会改称。52年、内部組織として日本オリンピック委員会(JOC)が設けられ、89年に分離独立した。2011年の創立100周年を機に現在の活動趣旨に合った名称への見直しが始まり、18年4月1日付で現名称に改められた。

(2018-4-3)

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デジタル大辞泉の解説

にほん‐スポーツきょうかい〔‐ケフクワイ〕【日本スポーツ協会】

アマチュアスポーツの振興により、国民の体力向上とスポーツ精神の涵養(かんよう)を目的とする組織。旧称、日本体育協会。各競技団体と都道府県体育(スポーツ)協会の統合組織で、明治44年(1911)設立の大日本体育協会を母体とする公益財団法人。平成30年(2018)現名称に変更。JSPO(Japan Sport Association)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日本スポーツ協会
にほんすぽーつきょうかい
Japan Sport Association

略称JASP。公益財団法人。1911年(明治44)7月、嘉納治五郎(かのうじごろう)を会長に大日本体育協会として発足。1925年(大正14)には従来の単一組織から全日本を代表する競技別団体をもって組織するよう改め、1927年(昭和2)財団法人となる。1948年(昭和23)日本体育協会となり、1952年日本オリンピック委員会を設けた。1960年には都道府県体育協会を加盟団体とした。1989年(平成1)、日本オリンピック委員会は分離独立した。2011年(平成23)公益財団法人に移行し、2018年現名称に変更。日本スポーツ少年団、総合企画、国民体育大会、指導者育成、地域スポーツクラブ育成、スポーツ医・科学、国際交流、広報・スポーツ情報システム、日本スポーツマスターズなどの委員会が設置されており、それぞれが事業を行っている。ほかに社会貢献活動推進事業として「日本フェアプレイ大賞」「東日本大震災復興支援スポーツこころのプロジェクト」「スポーツにおける暴力行為等相談窓口」などを実施・運営している。2017年度末の基本財産10億0100万円、2017年8月時点の加盟競技団体数59、都道府県体育(スポーツ)協会数47、関係スポーツ団体数7、準加盟団体数4。[鈴木祐一]

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