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日本暦 にほんれき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日本暦
にほんれき

1872年以前の日本で用いられた暦の総称。初めて日本暦が使われたのは持統天皇の頃である。このときの暦は元嘉暦 (692) で,その後儀鳳暦 (697) ,大衍暦 (763) ,五紀暦 (857) ,宣明暦 (861) ,貞享暦 (1684) ,宝暦暦 (1754) ,寛政暦 (97) ,天保暦 (1842) の順で改暦が行われた。いずれも太陰太陽暦であった。明治5 (72) 年 11月9日付の太政官布告で,太陰太陽暦を廃止し,天保暦の明治5年 12月3日を太陽暦の明治6年1月1日と定め,以後太陽暦を用いることになった。その後,この布告が見直され,1898年5月 10日付の勅令でグレゴリオ暦の置閏法によることが明らかにされた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日本暦
にほんれき

日本の上代には暦はなく、自然暦であったと考えられる。大陸からの暦の伝来の最初についてはさだかでない。正史に暦が採用されたことが明らかなのは690年(持統天皇4)で、以降、日本は中国から渡来した太陰太陽暦法を施行した。そして1685年(貞享2)から、日本人の手になる日本の皇都京都を立算地として法をたてた中国流の太陰太陽暦が施行された。1873年(明治6)からは太陽暦を採用して今日に至っている。[渡辺敏夫]

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