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曼陀羅寺 まんだらじ

百科事典マイペディアの解説

曼陀羅寺【まんだらじ】

愛知県江南(こうなん)市にある西山(せいざん)浄土宗の寺。1329年天真乗運(てんしんじょううん)の創建で,後醍醐(ごだいご)天皇の勅願所。初め円福寺といったが,中将(ちゅうじょう)姫が織ったという寺蔵の曼陀羅曼荼羅)により,1462年に改称。

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世界大百科事典 第2版の解説

まんだらじ【曼陀羅寺】

愛知県江南市にある西山浄土宗の寺。日輪山と号する。1329年(元徳1)天真乗運の創建で後醍醐天皇の勅願所。初め円福寺と称したが,1462年(寛正3)現寺号に改め,中将姫が織ったという伝蔵の曼荼羅に貴賤の信仰が集まった。近世には寺領230余石,尾張藩の保護修営を受けた。堂宇は正堂紫宸殿,唐門は建礼門を擬し,特異な寺院建築で有名。寺宝の浄土五祖像,銅鐘,正堂,書院は重要文化財である。【藤井 学】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

曼陀羅寺
まんだらじ

愛知県江南(こうなん)市前飛保(まえひぼ)にある西山(せいざん)浄土宗の寺。山号は日輪山(にちりんざん)。1329年(元徳1)天真乗運(てんしんじょううん)の創建で、円福(えんぷく)寺といったが、7世空光が改称した。後醍醐(ごだいご)天皇は乗運に命じて建武(けんむ)新政(1333)の成就と国家安泰を祈願し、後奈良(ごなら)天皇(在位1526~57)のとき勅願所となった。関ヶ原の戦いのとき東軍が軍議を開いた所として知られ、江戸時代には檀林(だんりん)として学徒の教育にあたった。現在、山内寺院八か寺を有する。本堂(正堂)、大書院、浄土五祖画像、中国銅鐘は国指定重要文化財である。そのほか地蔵堂、曼陀羅(いずれも県指定文化財)など寺宝は多い。[玉山成元]

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