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本朝神社考 ほんちょうじんじゃこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

本朝神社考
ほんちょうじんじゃこう

林羅山の儒教神道の主著。6巻。成立年未詳。『古事記』『日本書紀』『延喜式』『神皇正統記』などの国史に徴して,諸国の神社の源流を考証し,あわせて霊異方術にも触れている。神儒合一の理を説き,神仏の習合を非難した。近世初期の学問的な神社研究として,神道家,国学者の神祇研究に大きな影響を与え,国学,復古神道先駆となった。略本として徳川義直のために作った『神社考詳節』 (1649) がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほんちょうじんじゃこう【本朝神社考】

林羅山著。近世初期における神社研究書。3巻。成立年代不詳であるが,この抄本である《神社考詳節》が1645年(正保2)に開板されていることと,羅山の年譜より彼が1638年(寛永15)ころに多数の神書をみていることが知られることから,およそその間の撰とみられる。上巻は伊勢神宮以下のいわゆる二十二社について記し,中巻は諸社のうち有名神社について《日本書紀》神代巻,人皇紀にみられる順序に記したあと,さらに山岳中心の神社,京付近の年中行事に関連する神社について記す。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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