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松代地震 まつしろじしん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

松代地震
まつしろじしん

長野県北部,松代町一帯に 1965年8月から発生し,3年以上続いた地震。地震活動は 1966年に最盛期を迎え,毎日震度 4~5の地震が起こり,一日の地震発生回数も最も多くなった。その後地震活動はやや広域化し,地すべりや湧水などの現象が起こったが,1967年頃からは震度も回数も減少した。1970年末までに有感地震が 6万2821回,そのうち震度 5に達したのは 9回であった。地震のエネルギーの総和は 1.7×1021erg(エルグ)で,マグニチュードM)6.3の地震 1回分に相当すると推定されている。地震の震源は浅く,ほとんどが深さ 10km以内であった。地震に伴って,地鳴り,鳴動地割れ,発光現象などが起こり,住民に不安を与えたが,防災対策が講じられ,人命や家屋に対する被害は少なかった。松代地震は,深部から地殻上部に上昇してきた水により,岩盤の間隙水圧が高まり,破壊強度が低下したために引き起こされたと考えられている。この水は,同位体(アイソトープ)の研究から,マグマが冷却した際に放出され,下部地殻に蓄えられていた水と推定されている。(→群発地震

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松代地震【まつしろじしん】

1965年8月から3年余にわたり長野市松代を中心に周辺一帯に発生した群発地震震源域は皆神山中心の半径数kmの範囲から,後には南西方面に広がった。有感総回数は松代で6万2821,総エネルギーはマグニチュード6.4に相当。1966年9〜10月ごろが地震活動のピークで,地すべり,山崩れが発生。地殻変動,地震活動,断層・地割れ,地磁気重力の変化などの調査が集中的に行われた。

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