江戸幕府初期、徳川家光(いえみつ)時代の京都所司代。周防守(すおうのかみ)。下総(しもうさ)国(千葉県)関宿(せきやど)城主で5万4000石。駿府(すんぷ)(静岡市)に生まれる。初め重統(しげむね)、十三郎、五郎八などと称した。1619年(元和5)父勝重(かつしげ)の後を継ぎ、父の声名を上回る名所司代となる。在任中は幕藩体制確立期にあたり、朝幕関係において幕府の威信を高めつつ平和的維持に努めた。京都の治政では強大な権限を与えられ、「牢人(ろうにん)」の追放、キリシタン禁圧、京都の民政に関する21か条の発布など業績が多い。また裁判ではつねに厳正な態度で臨み、『藩翰譜(はんかんぷ)』などにこの種の逸話を残している。54年(承応3)職を辞し、関宿城に転封され、同地で死去。
[煎本増夫]
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…浮世草子。井原西鶴著。1689年(元禄2)刊。5巻5冊。短編小説集で44の裁判説話を載せる。各章〈昔,京の町〉云々という書出しで始まり,洛中洛外に起こった事件を奉行が解決し,判決を下す説話で,推理小説でもある。奉行名は明示していないが,京都所司代板倉勝重・重宗の父子が想定できる。また,2人の裁判話として世に伝えられているものを含む。宋の桂万栄著《棠陰(とういん)比事》を模した書名で,同書や,板倉父子の裁判例を載せた《板倉政要》を素材に用いている。…
※「板倉重宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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