柳家小三治(10世)(読み)やなぎやこさんじ[じっせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

柳家小三治(10世)
やなぎやこさんじ[じっせい]

[生]1939.12.17. 東京
落語家。本名郡山剛蔵。青山高校卒業。学生時代にラジオ『しろうと寄席』で 15週勝ち抜き。1959年 5世柳家小さんに入門し,前座名は柳家小たけ。1963年二つ目に昇進し,柳家さん治と改名。1969年真打ちに昇進し,10世柳家小三治を襲名。古典落語の本格派として邁進,国立劇場で行なわれる『落語研究会』のレギュラーに抜擢される。その間,『お好み演芸会』(日本放送協会 NHK)の大喜利司会などテレビでも活躍。1981年芸術選奨文部大臣新人賞,2004年芸術選奨文部科学大臣賞,2005年紫綬褒章。2009年ドキュメンタリー映画『小三治』が公開される。2010年落語協会会長就任。得意ネタは『芝浜』『死神』『野ざらし』『大山詣り』『小言念仏』『二人旅』『金明竹』など多数。『ドリアン騒動』など,落語の導入部にこだわりのあれこれを語るマクラ(枕)も魅力。著書『ま・く・ら』(1998),『落語家論』(2001)など。(→落語

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