義仲は戦勝の報謝には六六ヵ国に六六所の八幡社領の設置を約している。武水別神社が上記の八幡社にあたるかは不明であるが、保元三年(一一五八)一二月三日の官宣旨(石清水文書)に、この地の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
長野県千曲(ちくま)市八幡(やわた)に鎮座。武水別大神(たけみずわけおおかみ)、誉田別命(ほんだわけのみこと)、息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)、比売大神(ひめおおかみ)を祀(まつ)る。創建は孝元(こうげん)天皇の御代(みよ)と伝えるが不詳。『三代実録』には、866年(貞観8)に従(じゅ)二位を授けられ、翌年官社に列せられたとみえ、『延喜式(えんぎしき)』神名帳には名神(みょうじん)大社として登載されている。しかしそののち石清水八幡神(いわしみずはちまんしん)を併祭し、以後、更綴(さらしな)八幡宮と称せられた。旧県社。12月10日から14日まで行われる新嘗(にいなめ)祭は通称大頭(たいとう)祭といわれ名高い。例祭は9月15日。
[白山芳太郎]
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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