コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

永保寺 えいほうじ

7件 の用語解説(永保寺の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

永保寺
えいほうじ

岐阜県南部,多治見市北部の虎渓山にある臨済宗の寺。夢窓疎石が庵居を結んでいたところに元翁本元が建てた禅寺で,虎渓山と呼ばれ中世禅寺の境地をよく残している。鎌倉時代末期に建立の仏殿にあたる観音堂は池に面して建ち,若干の和様化をみせる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

えいほう‐じ【永保寺】

岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺。山号は虎渓山。開創は正和2年(1313)、開山は夢窓疎石(むそうそせき)、開基は土岐頼氏。夢窓作の庭園は国指定名勝。観音堂・開山堂は国宝。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

永保寺【えいほじ】

岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺。本尊釈迦如来夢窓疎石の庵居を開創とし,開山は仏徳禅師。1314年建立と伝える観音堂,1352年建立と伝える開山堂は国宝で,構造や細部の手法でも室町時代唐様建築の代表例として貴重。
→関連項目唐様多治見[市]

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

デジタル大辞泉プラスの解説

永保寺

岐阜県多治見市にある寺院。1313年創建。臨済宗南禅寺派。本尊は観世音菩薩。庭園は国の名勝、観音堂と開山堂は国宝に指定。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

えいほじ【永保寺】

岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺。山号は虎渓山。虎渓の称は景致が中国廬山の虎渓に似ていることによる。1313年(正和2),土岐氏の招きをうけた夢窓疎石が長瀬山の幽境に庵居しこの禅寺を開創したが,17年(文保1)夢窓は同門の元翁本元(仏徳禅師)に寺の後事を託して上京し,35年(建武2)夢窓が臨川寺(京都)開山となったとき,永保寺開山は元翁本元に改められた。元翁の寂年は1331年(元弘1)で,開山となった時はすでに遷化していたが,元翁の塔所である南禅寺正的庵末寺の五山派寺院として展開した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

えいほうじ【永保寺】

岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺。山号、虎渓山。開基は夢窓国師、開山は仏徳禅師。開山堂・観音堂は禅宗建築の代表的遺構で国宝。古渓寺。巨景寺。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

永保寺
えいほうじ

岐阜県多治見(たじみ)市虎渓山(こけいざん)町にある臨済宗南禅寺派の寺。虎渓山と号する。夢窓疎石(むそうそせき)が、隠棲(いんせい)していた古渓(のちに虎渓)の地に1313年(正和2)土岐頼氏(ときよりうじ)の援助で創建した。開基は元翁本元(仏徳禅師)とされる。応仁(おうにん)の乱(1467~77)のとき兵火にかかり、開山堂と観音堂だけが残った。寺は土岐川の渓流に臨み、梵音巌(ぼんのんがん)とよばれる背後の断崖(だんがい)から滝が流れ落ちる幽境の地にあり、その自然を巧みに取り入れた夢窓疎石作の庭園は国の名勝に指定されている。観音堂は和様・唐(から)様折衷の建築で、一重の裳階(もこし)をもつ入母屋(いりもや)、檜皮葺(ひわだぶき)の屋根は強い反りをもち、室町初期の唐様をよく表している。1352年(正平7・文和1)足利尊氏(あしかがたかうじ)が建てたと伝えられる開山堂は室町時代禅宗建築の代表例で、観音堂とともに国宝に指定されている。寺宝の千手(せんじゅ)観音画像は国の重要文化財。[菅沼 晃]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

永保寺の関連キーワード岐阜県多治見市旭ケ丘岐阜県多治見市池田町岐阜県多治見市虎渓山町岐阜県多治見市栄町岐阜県多治見市太平町岐阜県多治見市中町岐阜県多治見市東町岐阜県多治見市本町岐阜県多治見市緑ケ丘岐阜県多治見市元町

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

永保寺の関連情報