デジタル大辞泉 「支える」の意味・読み・例文・類語
つか・える〔つかへる〕【▽支える/×閊える】
1 じゃまなものがあったり行きづまったりして、先へ進めない状態になる。とどこおる。「車が―・える」「言葉に―・える」「仕事が―・えている」
2 既に先の人が使っていて、ほかの人が使えない状態である。ふさがる。「電話が―・えている」
3 (「痞える」とも書く)病気・悲しみ・心配などで胸がふさがった感じになる。「胸が―・えて物が食べられない」
4 (「手をつかえる」の形で)礼として手を床につく。「手を―・え頭を下げて頼む」
5 (「肩がつかえる」の形で)こる。しこる。
「いかう肩が―・へて来た」〈浄・歌祭文〉
[補説]「閊」は国字。
[類語]塞がる・詰まる・とどこおる・ぐずつく・淀む・もたつく・手間取る・渋滞・停滞・凝滞・結滞・沈滞・延滞・遅滞・停頓