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瀝青 れきせいbitumen

翻訳|bitumen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

瀝青
れきせい
bitumen

天然アスファルトピッチ,または二硫化炭素に溶ける半固状,固状の炭化水素混合物。石油産地で原油の変質物のアスファルトやピッチが発見され,青と呼んだ。天然アスファルトがさらに変質して硬い黒色の固体になって加熱しても溶融せず,無酸素の状態であれば熱分解を起して炭化水素を主とする油状物とガスが生成する。これをナフサ瀝青という。その後,これらを瀝青と総称するようになった。化学組成は複雑であるが,パラフィン系とアスファルト系に二大別される。

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岩石学辞典の解説

瀝青

最初は原油などを蒸留した後に残るピッチに用いたが,後に広い意味ですべての天然に産出する様々な組成の炭化水素類に使用し,粘性度の点でも,液体,石油のような移動性のある物体や鉱物性タールなど粘性体から,アスファルト,黒色固体の炭化水素焦性瀝青(pyrobitumen)やアンスラクソライト(anthraxolite)などの固体にも使用する[Woodward : 1729, Tomkeieff : 1954].ラテン語のpixはピッチ,tumeoは増大する,膨張する,pixtumensはピッチが増大するの意味.

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