燕子花(読み)かいつばた

精選版 日本国語大辞典 「燕子花」の意味・読み・例文・類語

かいつばた【燕子花】

〘名〙
① =かきつばた(燕子花)①《季・夏》
拾遺(1005‐07頃か)物名・三五九「かいつはた こき色かいつはたうすくうつろはむ花に心もつけさらんかも〈よみ人しらず〉」

えんし‐か ‥クヮ【燕子花】

※春台先生紫芝園稿(1752)前橋・二・八橋故地「燕子花零落、人伝五句歌

かきつ【燕子花】

※雑俳・柳多留‐六七(1815)「姫は蓮公家は杜若(カキツ)をおって見せ」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「燕子花」の解説

燕子花 (カキツバタ・カイツハタ;カキツ;カキツハナ)

学名Iris laevigata
植物。アヤメ科の抽水性多年草,高山植物,園芸植物,薬用植物

燕子花 (カキツバタ)

動物。イタボガキ科の貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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