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犬吠埼 いぬぼうさき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

犬吠埼
いぬぼうさき

千葉県北東部,銚子市の東部先端の。標高 50m。下総台地の突出部で新第三紀造山運動以前は島の形であったが,その後の地形の変動によって岬となった。古生代中生代地層が露出している。沖には黒潮が流れ,1月でも平均気温 18℃。北に銚子,南に名洗の 2港があり,漁業基地となっている。岬の突端に日本最初の灯台があり,付近には地球展望台,千葉大学の臨海実験場がある。水郷筑波国定公園に属し,観光客も多い。銚子からの銚子電鉄がある。

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デジタル大辞泉の解説

いぬぼう‐さき【犬吠埼】

《「いぬぼうざき」とも》千葉県銚子市にある岬。太平洋に突出し、突端の崖上に日本最初の回転式灯台がある。犬吠岬。

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百科事典マイペディアの解説

犬吠埼【いぬぼうさき】

千葉県銚子市東端の岬。白亜紀の砂岩が海食崖をなして太平洋に突出。灯高52m,光達距離19カイリの灯台が立つ。両側に砂浜が続き,愛宕山には地球展望台があり,磯釣にも適する。
→関連項目銚子[市]

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世界大百科事典 第2版の解説

いぬぼうさき【犬吠埼】

千葉県北東端,太平洋に突出する銚子半島の岬で,銚子市にある。犬吠崎,犬吠岬とも書く。標高50m,中生代白亜紀砂岩層からなる。青灰色の砂岩の上に白色の犬吠埼灯台が建ち,脚下岩礁と怒濤の光景があり,北に白砂の雞(とり)ヶ浜と君ヶ浜,利根川の河口や鹿島灘が見え,南に屛風ヶ浦と九十九里浜の大観を見ることができる。岬の最高所の地球展望台には日比友愛の碑が建っている。犬吠埼は銚子観光の中心で,水郷国定公園の一部をなし,総武本線銚子駅から観光バスも出ている。

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大辞林 第三版の解説

いぬぼうさき【犬吠埼】

千葉県銚子市東端の岬。1874年(明治7)設置の日本最初の回転式灯台がある。水郷筑波国定公園に属する。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔千葉県〕犬吠埼(いぬぼうさき)


千葉県銚子(ちょうし)市の南東部、小半島の先端にある岬。沖合は親潮と黒潮がぶつかり、また無数の岩礁があり海の難所として知られる。1874年(明治7)に建てられた日本初の回転式の犬吠埼灯台がある。太平洋の荒波が岩礁を洗う景勝の地。水郷筑波(すいごうつくば)国定公園を代表する観光地の一つ。近くの犬吠埼マリンパークは180種の魚を集めた水族館。西1.5kmの地球展望台は水平線270度の眺望が人気。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

犬吠埼
いぬぼうさき

千葉県北東端、銚子(ちょうし)半島にあって太平洋に臨む岬。かつては犬吠岬とも書いた。君ヶ浜の長い砂浜の南端に突き出た岬で、白亜紀の砂岩、頁岩(けつがん)の上に成田層、関東ローム層がのり、標高約25メートルである。1874年(明治7)に設置された犬吠埼灯台があり、塔上からの眺望はすばらしく観光名所となっている。銚子半島の大半は標高20~30メートルの台地をなし、岬や君ヶ浜付近の松林を除いては一面にキャベツ畑となっている。海岸は水郷筑波(すいごうつくば)国定公園に指定され、犬吠埼マリンパークなどのレジャー施設、ホテル・旅館など大小の宿泊施設が集中している。また、74メートルの愛宕山(あたごやま)の頂上には地球の丸く見える丘ふれあい広場がある。灯台下の岩礁地帯には、胎内くぐりとよぶ海食洞がある(立入禁止)。近くに高浜虚子(きょし)の句碑や国木田独歩(どっぽ)の詩碑もあって文学散歩にも適する。総武本線銚子駅からバス20分、または銚子電気鉄道で20分。[山村順次]

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