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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
中国、明(みん)末清(しん)初の書画家。孟津(もうしん)(河南省)の人。字(あざな)は覚斯(かくし)、号は嵩樵(すうしょう)、石樵。1622年(天啓2)進士に合格。明清両朝に仕え、東閣大学士、礼部尚書の高位に上った。博学で詩文、書画いずれもよくしたが、とりわけ書名はもっとも高かった。彼は、楷書(かいしょ)は鍾繇(しょうよう)、行草は二王(羲之(ぎし)・献之(けんし))に範を求め、終生臨模(りんも)を怠らなかったという。しかし、彼の臨書は意臨に徹したもので、行草においては情熱や意気そのままに自由奔放な筆を振るい、激しい連綿草の一様式を樹立した。また画技においては山水、蘭竹(らんちく)に長じていた。当時から評判高く、いまも多くの書画作品が伝えられており、法帖(ほうじょう)『擬山園帖』も刊行されている。
[角井 博]
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[書]
清代前半期,乾隆ころまでは,明代中期以来流行した法帖をよりどころとする帖学派が盛行し,後半期嘉慶(1796‐1820)以後は主として北朝の石刻文字を学ぶ碑学派の活躍が注目される。まず順治・康熙・雍正年間を帖学前期とし,王鐸と傅山2人をその代表とする。前者は清朝に出仕して2王朝の臣となり,後者は出仕の意を絶った遺民として,転換期における読書人の生き方をも代表する。…
※「王鐸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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