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由良[町] ゆら

百科事典マイペディアの解説

由良[町]【ゆら】

和歌山県西部,日高郡の町。主集落は紀伊水道に臨む港町で,紀勢本線が通じる。天然の良港で,万葉集にも詠まれた。一本釣漁業,養殖漁業を行い,柑橘(かんきつ)類を栽培。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆら【由良[町]】

和歌山県西部,日高郡の町。人口8056(1995)。町域の大半は紀伊山地西縁の白馬(しらま)山脈の山地で,山が海に迫り,紀伊水道に面してリアス式海岸をなす。中央部を流れる由良川沿いに低地があり,河口部の由良港は天然の良港で,古来,紀伊水道航行の要地とされた。《万葉集》に〈湯羅の崎〉が詠まれ,由良の湊,由良の御崎(みさき)は歌枕としても著名。平安末期には蓮華王院領由良荘が置かれた。鎌倉前期には興国寺(臨済宗法灯派本山)が開創され,開山住持覚心が宋より普化(ふけ)尺八を伝えたことから,虚無僧本寺ともされた。

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