日本大百科全書(ニッポニカ) 「甲山(北朝鮮)」の意味・わかりやすい解説 甲山(北朝鮮)こうざん / カプサン 北朝鮮、両江道(りょうこうどう/リャンカンド)甲山郡にある邑(ゆう)(町)。郡の所在地。銅の産地。蓋馬(かいま/ケーマー)高原の中央部を流れる虚川江(きょせんこう/フオチョンカン)中流の甲山盆地に位置している。高冷地農業の中心地で大麦、エンバク、アワ、亜麻(あま)などを生産している。銅鉱は邑東方の銅店にあり、石灰岩中にある黄銅鉱・黄鉄鉱の交代鉱床から黄銅鉱を産出している。[魚 塘] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例