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白状 ハクジョウ

3件 の用語解説(白状の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

はく‐じょう〔‐ジヤウ〕【白状】

[名](スル)《「白」は申す、告げる意》
隠していた事実や自分の犯した罪を申し述べること。「相手の名を白状する」「神妙に白状せよ」
罪人が申し立てたことをしるした文書。くちがき。口供(こうきょう)。
「―かかせて判せさせて」〈愚管抄・五〉

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

はくじょう【白状】

犯人の自白書の中・近世における称。白は申(もうす)の意。罪状を個条書にしたものや,糾問者との問答形式をとるものなど,様式は一定しないが,必ず末尾に犯人の署判がある。鎌倉幕府御成敗式目において共犯者の認定の際,犯人の白状よりも贓物の有無に証拠能力を認め,また1253年(建長5)の撫民法においてその領民の被疑者に対し,拷問を加えて強制的に作成させた圧状を責めとり,これを白状と称して断罪することを禁じている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

はくじょう【白状】

( 名 ) スル
〔「白」は申す意〕
自分の犯した罪や秘密を話すこと。 「 -すると財布の中には一銭もない」
罪人の自白を記した文書。口書き。 「 -四五枚に記せられ/平家 2」 → 自白(補説欄)

出典|三省堂
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世界大百科事典内の白状の言及

【吟味筋】より

…町奉行所では吟味方与力が白洲とは別の場所で取り調べた。審理は被疑者の自白(白状)を得ることを目的とし,その犯罪事実は役人が書式に従って口書(くちがき)に録取した。口書ができると奉行は法廷に出座し,事件(一件)の関係者一同を集め,役人が口書を読み聞かせて(口書読聞(くちがきよみきけ))押印させ,あるいはすでに押印させた口書を確認させた(口書口合(くちがきくちあわせ))。…

※「白状」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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