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福田清人 フクダキヨト

百科事典マイペディアの解説

福田清人【ふくだきよと】

小説家,児童文学作家,国文学者。長崎県生れ。東大国文科卒。第10次《新思潮》《文芸レビュー》等に参加。《セルパン》の初代編集長となったが,退いて文筆活動に入る。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

福田清人 ふくだ-きよと

1904-1995 昭和-平成時代の小説家,児童文学者,国文学者。
明治37年11月29日生まれ。短編集「河童の巣」,研究書「硯友社の文学運動」で知られ,戦後は児童文学に転じ,昭和30年日本児童文芸家協会を設立。38年自伝的な少年小説「春の目玉」で国際アンデルセン賞優良賞,41年「秋の目玉」で野間児童文芸賞。実践女子大教授,立大教授などをつとめた。平成7年6月13日死去。90歳。長崎県出身。東京帝大卒。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

福田清人
ふくだきよと
(1904―1995)

小説家、児童文学者。長崎県生まれ。東京帝国大学国文科卒業。東大在学中第10次『新思潮』に参加して小説を書き、卒業後は第一書房に入社、『セルパン』編集長を務めるかたわら、伊藤整(せい)らの『文芸レビュー』、中河与一主宰『新科学的文芸』に作品を発表し、1933年(昭和8)創作集『河童(かっぱ)の巣』を刊行。ヒューマンな人間観を基調に児童文学にも情熱を注ぎ、55年(昭和30)には日本児童文芸家協会を設立した。実践女子大学、日本大学、立教大学教授を歴任。研究の分野には『硯友社(けんゆうしゃ)の文学運動』(1933)、『写生文派の研究』(1972)などがある。[神谷忠孝]
『『福田清人著作集』全三巻(1974・冬樹社) ▽『硯友社の文学運動』改訂新版(1985・博文館新社)』

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世界大百科事典内の福田清人の言及

【セルパン】より

…定価10銭の廉価で新風を呼んだ。当初は福田清人が編集にあたり,堀口大学,萩原朔太郎らの作品を多く掲載したが,のち35年に春山行夫が編集を担当してからは海外の作家を積極的に紹介した。エレンブルグ,A.ハクスリー,コクトー,マルロー,サルトル,カフカらを日本の読者に親しいものとした功績は大きい。…

※「福田清人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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