コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

秋元湖 あきもとこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

秋元湖
あきもとこ

別称吾妻湖。福島県北部,磐梯山北東麓にある湖。檜原湖,小野川 (おのがわ) 湖と並び裏磐梯三湖の1つ。面積 3.6km2,周囲 20km。最大水深 33.2m,標高 725m,透明度 3.3m。 1888年7月磐梯山の爆発により,中津川,大倉川がせきとめられてできた。その際,雄子沢,細野,秋元の集落はすべて埋没。湖水は長瀬川となり猪苗代湖に注ぐ。湖岸は変化に富み,中津川渓谷は新緑と紅葉の名所。大規模なブナの原生林,および渓谷沿いに黒滑八丁,白滑八丁がある。湖面標高が檜原湖・小野川湖より低いため,高度差を利用した発電所がある。磐梯朝日国立公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

あきもと‐こ【秋元湖】

福島県中北部にある堰止(せきと)め湖。明治21年(1888)磐梯(ばんだい)山の爆発で吾妻(あずま)の山々に源を発する川がせき止められてできた。周囲24キロメートル、面積3.6平方キロメートル、最大深度36メートル。磐梯朝日国立公園に属する。吾妻湖。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

秋元湖【あきもとこ】

福島県北部,磐梯山北麓にある湖沼群の一つ。檜原湖小野川湖と同様1888年の磐梯山爆発で生じた磐梯高原中の堰止(せきとめ)湖。面積3.62km2,湖面標高736m,最深34.1mで湖岸線出入に富む。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

あきもとこ【秋元湖】

福島県耶麻郡猪苗代町と北塩原村の境にある湖。檜原湖小野川湖と並ぶ裏磐梯(檜原)三湖の一つ。1888年磐梯山の大爆発によって流下した泥流が,中津川谷の入口付近に位置した秋元集落を埋没させ,大倉川の谷をもせき止めて湛水した湖で,湖岸線は複雑である。面積3.9km2,東西に細長い。最大深度は34.1m,中津川入江に30.2mの副湖盆がある。水質は中性に近く,透明度が3.8mと低いわりには貧栄養湖に近い中栄養湖である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔福島県〕秋元湖(あきもとこ)


福島県北西部、磐梯(ばんだい)山の北東麓(ほくとうろく)にある堰止湖(せきとめこ)。面積3.6km2。裏磐梯3湖の一つ。1888年(明治21)の磐梯山噴火による泥流で中津(なかつ)川・大倉(おおくら)川が堰き止められてできた。湖水は南5kmの秋元発電所の動力源。猪苗代(いなわしろ)湖の水量調整池ともなる。湖畔にキャンプ場がある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

秋元湖
あきもとこ

福島県北部、耶麻(やま)郡猪苗代(いなわしろ)町と北塩原村にまたがる湖。面積3.9平方キロメートル、水面標高736メートル、最大深度33.2メートル。1888年(明治21)磐梯山(ばんだいさん)の爆発とともに押し出された泥流により長瀬川の支流中津川、大倉川の谷がせき止められて生じた。1919年(大正8)排水地点に堰堤(えんてい)を築き水位の維持を図るとともに、発電、灌漑(かんがい)利用が可能となった。北岸を磐梯吾妻(あづま)レークラインが通る。磐梯朝日国立公園の一部。[中村嘉男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

秋元湖の関連キーワード福島県耶麻郡猪苗代町北塩原(村)北塩原[村]秋元発電所中津川渓谷猪苗代湖動力源長瀬川桧原湖堰止湖湖水

今日のキーワード

あおり運転

危険運転の一種で、前方を走行する車両に対する嫌がらせ行為。車間距離を極端に詰めて道を譲るように強要する、猛スピードで追い回す、ハイビームやパッシング、並走しての幅寄せなどで威嚇する、といった行為が該当...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

秋元湖の関連情報