デジタル大辞泉 「箇」の意味・読み・例文・類語
か【箇】[漢字項目]
〈カ〉個別のものを数える語。「箇所・箇条/
〈コ〉
1 に同じ。「一箇」
2 物や場所を指す語。これ。この。「箇中/好箇・真箇」
[補説]古くは「竹」の半分をとって「
[名のり]かず・とも
つ【▽箇/▽個】
[補説]一(ひと)から九(ここの)までの数に付くほか、古語では百(もも)や五百(いお)に付いた例がみられる。
「白玉の五百つ集ひを解きも見ず」〈万・二〇一二〉
平安時代までは、広く物の数を数えるのに用いられたが、のちには、年数、とくに年齢をいう場合に限定されるようになった。「仏足石歌」の「彌蘇知(ミソチ)あまり二つ」や、現代の「はたち」などの例から、古くは「ち」であったかと思われる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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