コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

経世済民論 けいせいさいみんろん

1件 の用語解説(経世済民論の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

けいせいさいみんろん【経世済民論】

主として江戸中期以降に形成された〈治国平天下〉の論。今日でいう政治,経済,社会を論じ,生産増強,消費節約などを内容とする。封建社会の爛熟(らんじゆく)期・末期の現実を客観的・実証的に観察し,具体的・制度的な改革案をいろいろな思想的立場からうちだそうとした。太宰春台が《経済録》に〈凡(およそ)天下国家ヲ治ルヲ経済ト云。世ヲ経シテ民ヲ済(すく)フト云義也〉と定義しているが,もっとも的確な表現である。江戸中期以降は,前期に比べ幕府権力の基盤や諸機構の動揺がはげしくなった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

経世済民論の関連キーワード伊勢流有楽流江戸言葉俗楽治国平天下地質系統土弓風呂敷頭巾名古屋行灯毛すじ病(ローズグラス)

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone