コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

肝蛭症 かんてつしょう Fascioliasis, Fascioliosis

1件 の用語解説(肝蛭症の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

かんてつしょう【肝蛭症 Fascioliasis, Fascioliosis】

[どんな病気か]
 肝蛭の幼虫(被嚢幼虫(ひのうようちゅう)といいます)はセリなどの水辺の野草に付着していますが、それらをよく洗わず、生(なま)で摂取することで感染します。体内に入った幼虫は2~3cmに成長し、胆管内に寄生します。
[症状]
 肝臓部に圧痛を感じ、黄疸(おうだん)、嘔吐(おうと)、じんま疹(しん)、発熱、下痢(げり)、貧血などがおこります。
[検査と診断]
 糞便(ふんべん)か胆汁(たんじゅう)から虫卵(ちゅうらん)が検出されれば診断がつきます。しかし、感染してから産卵するまでには約3か月かかりますから、早く診断するために血清反応(けっせいはんのう)検査が行なわれます。また腹部の超音波検査、CT像、胆管造影(たんかんぞうえい)も診断に役立ちます。
[治療]
 治療は、プラジカンテルを2~3日内服します。
 野菜や水辺の野草を生で食べるときには、流水でよく洗うことです。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

肝蛭症の関連キーワード顎口虫症被嚢類芋虫何心地蛭の子不死身プリマドンナ病は気から髄虫

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone