デジタル大辞泉
「臥牛山」の意味・読み・例文・類語
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臥牛山
ねうしやま
宇奈月町の宇奈月温泉の北東に大きく横たわる標高八四〇メートルの平凡な樹叢の山。黒部川右岸にそばだち、富山県第一の温泉郷と向い合い、その中腹に琴音ノ滝を懸け、温泉客に親しまれている。黒部川沿いの山裾には遊歩道もめぐらされている。無名の山であったが、昭和三〇年代に琴音ノ滝などとともに命名された。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
臥牛山
がぎゅうざん
岡山県西部,高梁市の中心市街地の北方にそびえる山。前山,小松山,天神ノ丸,大松山の4峰から成る。標高 478m。西麓を高梁 (たかはし) 川が流れ,小松山山頂には室町時代に備中松山城が築かれ,現存する山城としては最高所の城。城跡全体は史跡,天守閣は重要文化財に指定されている。また,山腹には各種の温帯植物が繁茂し,自然動物園が設けられ,野生のサルの生息地 (天然記念物) となっている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
臥牛山
がぎゅうざん
岡山県南西部、高梁(たかはし)市にある山。標高478メートル。山頂には、現存する山城(やまじろ)としては最高所の備中(びっちゅう)松山城がある。天守などは国の重要文化財。一帯は臥牛山自然動物園で、野生の日本ザルは国の天然記念物である。
[由比浜省吾]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報