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臼杵磨崖仏 ウスキマガイブツ

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デジタル大辞泉の解説

うすき‐まがいぶつ【臼杵磨崖仏】

臼杵石仏

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百科事典マイペディアの解説

臼杵磨崖仏【うすきまがいぶつ】

大分県臼杵市,臼杵川支流の深田川をはさんだ丘陵の阿蘇溶岩に龕(がん)を彫り込んだ磨崖仏で,もと満月寺を中心につくられた。特別史跡重要文化財。国東(くにさき)半島の六郷諸寺の造寺造仏活動と並んで12世紀のもの。
→関連項目臼杵[市]石仏

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世界大百科事典 第2版の解説

うすきまがいぶつ【臼杵磨崖仏】

大分県臼杵市にある磨崖仏群。特別史跡,重要文化財に指定されている。阿蘇溶岩台地の山裾に露出した凝灰岩層に彫られた4群(古園石仏群山王山石仏群,ホキ第1石仏群(堂ヶ迫石仏),ホキ第2石仏群)からなり,主なものだけで総数60体以上を数え,日本最大規模の磨崖仏である。古園石仏群は大日如来座像(像高270cm)など13体,山王山石仏群は如来形座像(像高265cm)など3体,ホキ第1群は三尊像,五尊像,地蔵十王像などをあらわした四つの龕(がん),ホキ第2群は阿弥陀三尊像(中尊像高279cm)をあらわした龕と,阿弥陀如来など13体をあらわした龕から,それぞれなる。

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国指定史跡ガイドの解説

うすきまがいぶつ【臼杵磨崖仏】


大分県臼杵市前田ほかにある石仏群。指定名称は「臼杵磨崖仏 附日吉塔(つけたりひよしとう) 嘉応二年在銘五輪塔(かおうにねんざいめいごりんとう) 承安二年在銘五輪塔(じょうあんにねんざいめいごりんとう)」。臼杵川の支流、深田川の谷あいの露出した凝灰岩の堆積層に刻まれた六十数体の石仏群と仏塔。石仏群は4区画に分かれ、地名によって「ホキ石仏第1群(堂ケ迫(どうがさこ)石仏)」「ホキ石仏第2群」「山王山石仏」「古園石仏」と名付けられている。彫られた時代は、平安時代後期から鎌倉時代と推定され、一地方に花開いた高度な仏教遺跡としてばかりでなく、中央と地方の政治的、社会的交流を考えるうえでも重要な遺跡とされ、1934年(昭和9)に国の史跡に、1952年(昭和27)に現名称に変更されて特別史跡の指定を受け、1995年(平成7)には59体が磨崖仏では全国初の国宝に指定された。ホキ石仏第2群の阿弥陀如来坐像は、京の藤原仏にも比肩される温雅な姿で、古園石仏の大日如来坐像や山王山石仏の三尊像とともに臼杵磨崖仏の象徴的な存在となっている。なお、日吉塔は深田にあり、阿蘇熔岩で造られた精巧な宝篋印塔(ほうきょういんとう)で、鎌倉時代の作と認められる。五輪塔は中尾の丘陵上にあり、ともに阿蘇熔岩で造られた供養塔である。JR日豊本線臼杵駅から臼津(きゅうしん)交通バス「臼杵石仏」下車、徒歩すぐ。

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