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舌苔 ぜったい coat of the tongue

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

舌苔
ぜったい
coat of the tongue

舌の表面が苔状のものでおおわれている状態をいう。口腔内が乾燥しているとき (口呼吸時など) に生じやすい。喫煙家,便秘時,消化器疾患,熱性疾患,脱水状態などでもしばしば認められる。白色のことが多いが,褐色や黒色のこともある。

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デジタル大辞泉の解説

ぜっ‐たい【舌×苔】

舌の粘膜の上面に生じるコケ状の付着物。

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百科事典マイペディアの解説

舌苔【ぜったい】

舌の表面をおおう灰白色,または黄色,黒褐色などのコケ様のもの。新陳代謝により生じた脱落細胞や食物残渣(ざんさ)などからなる。口腔の脱水,炎症などによって生じる。
→関連項目腸チフス

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家庭医学館の解説

ぜったい【舌苔 Coated Tongue】

[どんな病気か]
 舌の表面が、白黄色から褐色に汚れた状態をいいます。
 これは、舌の炎症などのために白血球(はっけっきゅう)、リンパ球、剥離(はくり)した上皮細胞(じょうひさいぼう)のくず、細菌や真菌(しんきん)、唾液(だえき)の成分、食物残渣(しょくもつざんさ)などが堆積(たいせき)するかたちで舌の表面に付着し、形成されたものです。
 また、舌の表面には糸状乳頭(しじょうにゅうとう)という突起がありますが、この糸状乳頭が異常に長くなった状態も、ときに舌苔と呼ばれることがあります。高度になると、舌の表面にあたかも毛が生えたように見えるので、多くの場合、この状態は毛舌(もうぜつ)(「毛舌/黒毛舌」)と呼ばれます。
 舌苔と毛舌とが、同時に存在することも珍しくありません。
[原因]
 全身の病気、抗生物質副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン薬などの使用が関係している場合がありますが、舌の古くなった粘膜(ねんまく)が生理的に剥脱し、堆積しただけの場合もあります。
[治療]
 基本的な治療は、口の中の清潔を保つことです。
 細菌が感染している場合には、消毒効果のある含嗽剤(がんそうざい)(うがい薬)でうがいをし、真菌が感染している場合には、抗真菌薬を含んだ含嗽剤を加えることもあります。
 また、薬剤が原因と考えられる場合には、その薬剤の使用を中止します。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぜったい【舌苔 coating of tongue】

種々の疾患に際し,舌の表面にできる付着物。多くは舌背中央部に付着し,胃腸などの消化器疾患,熱性疾患,口内炎,咽頭炎,扁桃炎などの際に多くみられる。付着物は角化上皮,粘膜上皮,白血球,微生物,食物残渣などからなる。舌苔は口腔の脱水,炎症などによって生じる。【塩田 重利】

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大辞林 第三版の解説

ぜったい【舌苔】

舌の表面にできる白色または褐色の苔こけ状のもの。胃腸障害・熱性疾患などの際に見られる。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

舌苔
ぜったい

舌背面中央部から後方に付着する灰白色ないし褐色の柔軟偽膜様の苔(たい)状物で、剥離(はくり)した角化上皮、白血球、微生物、唾液(だえき)成分、食物残渣(ざんさ)およびその色素などの混合物である。胃腸の疾患、全身の高熱性疾患、急性・慢性の口内炎、咽頭(いんとう)炎、扁桃(へんとう)炎、肺炎、急性伝染病など諸種の疾患に際して発生する。また、軟らかい食事の摂取、口腔(こうくう)清掃不良、唾液分泌減少、あるいは口呼吸の人にもみられることが多い。一般に性差はなく、幼若年者に少なく、年齢とともに増加するが、高年齢層になると、また減少する傾向がある。治療は、原因疾患の治療とともに、口腔内の清掃消毒を口内炎の処置に準じて行う。もし常用している薬剤があれば、その薬剤の使用停止、または変更を行う必要がある。[矢正之]

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