出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
群馬県館林(たてばやし)市にある曹洞(そうとう)宗の寺。山号は青竜山(せいりゅうざん)。本尊は釈迦牟尼(しゃかむに)仏。1468年(応仁2)青柳(あおやぎ)城主赤井正光(まさみつ)が建立、最乗寺の僧大林正通(だいりんしょうつう)を開山とした。1522年(大永2)には後柏原(ごかしわばら)天皇の勅願寺となる。江戸時代の朱印地は23石余。分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)の伝説で知られる寺で、正通の従僧守鶴(しゅかく)が大法要のため出してきた茶釜の湯はいくら汲(く)んでも尽きることなく、福を分かつ分福茶釜と名づけられて有名になった。守鶴はムジナが化けたものとの伝説から、江戸時代におとぎ話にもなり、宝物館には分福茶釜、一花千金の牡丹(ぼたん)として有名な明(みん)国の舜挙(しゅんきょ)筆の花鳥墨画など寺宝多数がある。
[中山清田]
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新