(読み)ボウ

デジタル大辞泉の解説

ぼう〔バウ〕【×茫】

[ト・タル][文][形動タリ]
広々としているさま。
「洞庭湖はただ白く―として空と水の境が無く」〈太宰・竹青〉
ぼんやりとしているさま。
「その意味―として知るべからざりけり」〈中村訳・西国立志編

ぼう【茫】[漢字項目]

[音]ボウ(バウ)(漢)
遠くはるかに広がるさま。「茫漠茫茫茫洋蒼茫(そうぼう)渺茫(びょうぼう)
ぼんやりしてうつろなさま。「茫然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぼう【茫】

( トタル ) [文] 形動タリ 
広々としているさま。 「高原に出ると…見わたす先は-としてゐる/日本北アルプス縦断記 烏水
ぼんやりとしているさま。 「 -とした湯気の中に/田舎教師 花袋

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ぼう バウ【茫】

〘形動タリ〙 広々としているさま。はてしないさま。また、とりとめなくぼんやりしているさま。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇「その意味茫として知べからざりけり」

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