精選版 日本国語大辞典「朧」の解説
おぼ‐ろ【朧】
〘名〙
① (形動) ぼうっとして、はっきりしないさま。
※伊勢物語(10C前)六九「外(と)のかたを見出だして臥せるに、月のおぼろなるに、ちひさき童(わらは)をさきに立て人立てり」
※無名抄(1211頃)「九十ばかりに成りては、耳などもおぼろなりけるにや」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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…霞は気象観測上の用語ではなく,煙や雲がたなびいたり,霧やもやなどのため遠景がぼやけて見えることを一般に霞と呼んでいる。なお,歳時記では霧は秋の季語とされており,春の霧を霞と呼び,夜の霞は朧(おぼろ)と呼んでいる。
[霧粒]
霧粒は直径数μm~数十μmの大きさで,1cm3の空気中に数個~数百個含まれている。…
※「朧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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