不鮮明(読み)フセンメイ

デジタル大辞泉 「不鮮明」の意味・読み・例文・類語

ふ‐せんめい【不鮮明】

[名・形動]はっきりしないこと。また、そのさま。「不鮮明な映像」「態度が不鮮明だ」
[派生]ふせんめいさ[名]
[類語]ぼんやりぼうっとぼうぼやっとぼけっとぽっとぼさぼさきょとんぽかんぽかりもやもやおぼろおぼろげ不明瞭不確か朦朧もうろう模糊もこ茫漠ぼうばく茫茫ぼうぼうばく漠然ばくぜん不詳未詳未知未確認迷宮入りほのかかすかほんのりうっすら薄薄淡いよう杳杳ようようようとして暗い薄暗いほの暗い小暗い暗い小暗がり手暗がり真っ暗暗然冥冥霞むなんとなくなんだかそこはかとないなんとはなしどことなくそれとなしに心なしなにかしら思いなしかぼやける雲をつかむ曖昧曖昧模糊ファジー茫乎ぼうこ漠漠もやくやもやつく彷彿ほうふつ憂鬱憂さ鬱気気鬱鬱鬱陰鬱鬱然鬱陶しい物憂い暗鬱沈鬱くよくよくしゃくしゃ重苦しいくさくさ滅入る塞ぐ塞ぎ込む気塞ぎ悶悶もんもんやるせないくすぶるわだかまる意気消沈暗澹あんたん胸騒ぎ怪訝けげんいぶかしいいぶかる辛気歯がゆいいらいら

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精選版 日本国語大辞典 「不鮮明」の意味・読み・例文・類語

ふ‐せんめい【不鮮明】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 鮮明でないさま。はっきりしないさま。あきらかでないさま。
    1. [初出の実例]「往々、表情を不鮮明(フセンメイ)にし、力弱くする」(出典大道無門(1926)〈里見弴〉白緑紅)

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