デジタル大辞泉
                            「朦朧」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    もう‐ろう【朦朧】
        
              
                        - [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
- ① おぼろなさま。かすんで暗いさま。朦
。- [初出の実例]「空堂寂寞人言少、雑樹朦朧暗昏暁」(出典:経国集(827)一四・清涼殿画壁山水歌〈嵯峨天皇〉)
 - 「汐風真砂を吹上、雨朦朧として鳥海の山かくる」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)象潟)
 - [その他の文献]〔李嶠‐早発苦竹館詩〕
 
 - ② 物事のはっきりしないさま。確かでないさま。蒙籠。
- [初出の実例]「好悪今時須二決択一、一一子細莫二朦朧一」(出典:教行信証(1224)二)
 
 - ③ 意識の確かでないさま。
- [初出の実例]「雨入レ華胥促レ駕還、朦朧枕畔覚レ涼残」(出典:済北集(1346頃か)二・夏日臥病昼寝雷雨覚之)
 - 「今迄昂奮して朦朧として居た意識が漸く落着くと」(出典:恩讐の彼方に(1919)〈菊池寛〉一)
 
 
 - [ 2 ] 〘 名詞 〙 「もうろうしゃふ(朦朧車夫)」の略。
 
                                                          
     
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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