コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

草戸千軒 くさどせんげん

百科事典マイペディアの解説

草戸千軒【くさどせんげん】

広島県福山市明王院門前の芦田川中州にある中世都市遺跡。本来は芦田川の河口近くに形成されていた都市で,昭和初年から芦田川改修工事が行われた際に報告され,1961年以降発掘調査。
→関連項目芦田川

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

くさどせんげん【草戸千軒】

古代末期から中世にかけて芦田川の河口近くに形成された集落跡で,広島県福山市草戸町に所在する。遺跡の範囲は,旧市街地南西部を北から南へ貫流して瀬戸内海に注ぐ芦田川の河底に孤立している遺跡包蔵中州および河川敷外の現市街地にも広がって数十万m2に達すると推定されている。草戸千軒の名は江戸時代中期に著された《備陽六郡志》や後期の《西備名区》および《福山志料》といった地誌類に見えるだけで,しかも1673年(延宝1)の洪水で壊滅した様子が記されているにすぎず,町の性格,構造,規模等については不明な点が多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の草戸千軒の言及

【木簡】より

…それらの遺跡から出土するものでは柿経(こけらぎよう)や呪符が一般的にみられるものだが,そのほか遺跡により特別な内容の木簡が出土することがある。その好例は広島県草戸千軒遺跡である。継続的な発掘調査が行われている同遺跡は,中世の港町が河底に埋もれたものである。…

※「草戸千軒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

草戸千軒の関連キーワード広島県立歴史博物館草戸千軒町遺跡広島県福山市福山(市)松崎 寿和備後国火鉢造

草戸千軒の関連情報