菅沼(読み)すげぬま

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

菅沼(すげぬま)
すげぬま

群馬県北東部、利根(とね)郡片品(かたしな)村の日光白根(にっこうしらね)火山北麓(ろく)にある高山湖。「すがぬま」ともいう。湖面の標高1731メートル。白根火山の溶岩による堰止(せきとめ)湖で、湖岸線は屈曲に富んでいる。面積0.63平方キロメートル。三つにくびれて別々の三湖のようにみえる。東から清水(しみず)沼、弁天(べんてん)沼、北岐(きたまた)沼といい、北岐沼が最大で、深度も63メートルでもっとも深い。年平均125日結氷し、夏も雪解け水で冷たく、濃藍(のうらん)色清澄で美しい。湖水は西に流れ出て八町(はっちょう)滝となり、約300メートル低い丸沼に入る。湖ではマスが養殖されている。1965年(昭和40)金精(こんせい)道路が日光湯元(ゆもと)から菅沼の南岸を経て鎌田(かまた)、沼田(ぬまた)に開通してからは観光客が激増した。湖岸にはキャンプ場もあり、夏はとくににぎわう。日光国立公園に属する。[村木定雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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