昭和期の小説家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
小説家。東京生まれだが、幼少年期を父の郷里、岡山県で過ごす。青山学院高商部を結核で中途退学。奥津温泉で両親のいない少年を描く清洌(せいれつ)な恋愛小説『秋津温泉』(1947)を『人間』に発表。第二次世界大戦後の混乱期に新進作家として登場。のち風俗作家として、アメリカ兵相手の娼婦(しょうふ)や男女の愛欲関係を叙情的な筆致で描く。『罪な女』(1952)で第27回直木賞受賞。推理小説に『赤い殺意』(1959)などがある。日本共産党系の刊行物に発表した作品『死にたがる子』(1978)、『落ちこぼれ家庭』(1979)などで社会的な焦眉(しょうび)の問題を扱った問題小説にも意欲を示す。
[伊藤和也]
『『藤原審爾作品集』全7巻(1957~58・森脇文庫)』
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