西根[町](読み)にしね

百科事典マイペディアの解説

西根[町]【にしね】

岩手県北西部,岩手郡の旧町。花輪線東北自動車道が通じる。岩手山の斜面をはじめ山地が広く,酪農が盛ん。米,野菜も産する。大更(おおぶけ)駅は松尾鉱山原鉱・製品の輸送基地であった。岩手山の焼走り溶岩流特別天然記念物)がある。2005年9月,岩手郡安代町,松尾村と合併し市制,八幡平市となる。167.16km2。1万9096人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

にしね【西根[町]】

岩手県北西部,岩手郡の町。人口1万8960(1995)。南西に岩手山,北部に七時雨(ななしぐれ)山(1060m)がそびえ,北上川支流の松川,赤川沿いに西根盆地が開ける。鎌倉時代末から南部氏の所領となり,平館(たいらだて)には天正年間(1573‐92)に築かれた一戸(いちのへ)南部氏の居城跡が残る。農業が基幹産業で,平地では米作,山麓部では酪農,畜産が行われ,町営の牧野,畜産団地もつくられている。1719年(享保4)の岩手山噴火によって流れ出した焼走り溶岩流(特天)は長さ3kmに及び,荒涼とした景観を呈する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android