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財政民主主義(読み)ザイセイミンシュシュギ

デジタル大辞泉の解説

ざいせい‐みんしゅしゅぎ【財政民主主義】

国家が財政活動(支出や課税)を行う際は、国民の代表で構成される国会での議決が必要であるという考え方。日本では日本国憲法第83条が主たる根拠とされ、これに基づいて、予算の審議や課税に関する法律の議決は国会で行われる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ざいせいみんしゅしゅぎ【財政民主主義 fiscal democracy】

資本主義国家は,その活動費用を租税として国民経済から強制的に獲得しなければならない。この強権性は資本主義原則とする私有財産制と矛盾する。この矛盾の調整のために,納税者の代表が租税の承認を行うという財政民主主義が成立するのである。財政民主主義の原則は以下の4点にまとめられる。第1に,租税の賦課,公債の発行など国民の経済的負担となるものはすべて議会の承認を得なければならない。第2に,国の歳入・歳出は統合して予算として議会に提出し,事前にその承認を得なければならない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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