財政民主主義(読み)ザイセイミンシュシュギ

世界大百科事典 第2版の解説

ざいせいみんしゅしゅぎ【財政民主主義 fiscal democracy】

資本主義国家は,その活動費用を租税として国民経済から強制的に獲得しなければならない。この強権性は資本主義原則とする私有財産制矛盾する。この矛盾の調整のために,納税者の代表が租税の承認を行うという財政民主主義が成立するのである。財政民主主義の原則は以下の4点にまとめられる。第1に,租税の賦課,公債の発行など国民の経済的負担となるものはすべて議会の承認を得なければならない。第2に,国の歳入歳出は統合して予算として議会に提出し,事前にその承認を得なければならない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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