デジタル大辞泉 「身を投ずる」の意味・読み・例文・類語 身みを投とう・ずる 1 身投げをする。「断崖から―・ずる」2 みずから進んで身を置いて熱中する。「政界に―・ずる」[類語]専心・打ち込む・専念・没頭・没入・傾注・没我・熱中・夢中・熱心・鋭意・無我夢中・背水の陣・緊褌きんこん一番・凝る・耽る・浸る・骨折る・骨を折る・根を詰める・目の色を変える・心血を注ぐ・手を尽くす・身を挺する・体を張る・明け暮れる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「身を投ずる」の意味・読み・例文・類語 み【身】 を 投(とう)ずる ① 身を置く。[初出の実例]「道に立つ人大方は、濁流汚溝に身(ミ)を投(タウ)じて、爾かも汚れを知らぬ輩、味方少なく仇は多し」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉五)② 物事に打ち込む。熱中する。[初出の実例]「もうこの上は自分が実際運動のなかへ身を投じて行くほかないといふ気持に狩り立てられ」(出典:雪国(1935‐47)〈川端康成〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例