デジタル大辞泉 「緊褌一番」の意味・読み・例文・類語 きんこん‐いちばん【緊×褌一番】 気を引き締め、十分な覚悟をもって事に当たること。「緊褌一番、打開策に取り組む」[類語]専心・打ち込む・専念・没頭・没入・傾注・没我・熱中・夢中・熱心・鋭意・無我夢中・背水の陣・凝る・耽る・浸る・骨折る・骨を折る・根を詰める・目の色を変える・心血を注ぐ・手を尽くす・身を投ずる・身を挺する・体を張る・明け暮れる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「緊褌一番」の意味・読み・例文・類語 きんこん【緊褌】 一番(いちばん) 心を引き締めて発奮し、十分の覚悟をもって事に当たること。[初出の実例]「我々は米国に対してよりも寧(むし)ろこれらの独逸人に対して緊褌(キンコン)一番する必要があります」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「緊褌一番」の解説 緊褌一番 心を引き締めて発奮し、十分の覚悟をもって事に当たること。 [活用] ―する。 [使用例] 我々は米国に対してよりもむしろこれらの独逸人に対して緊褌一番する必要があります[有島武郎*或る女|1919] [使用例] それらの轍をふまないために、今こそ我我は緊褌一番すべきであると[中島敦*光と風と夢|1942] [解説] 「緊褌」は褌ふんどしをかたく絞めること。 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報