身を挺する(読み)ミヲテイスル

デジタル大辞泉 「身を挺する」の意味・読み・例文・類語

てい・する

《「挺身ていしん」の訓読みから》身を投げ出して事を行う。また、率先して事に当たる。「おぼれかけている幼児を―・して救う」
[類語]専心打ち込む専念没頭没入傾注没我熱中夢中熱心鋭意無我夢中背水の陣緊褌きんこん一番凝る耽る浸る骨折る骨を折る根を詰める目の色を変える心血を注ぐ手を尽くす身を投ずる体を張る明け暮れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身を挺する」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 挺(てい)する

  1. ( 「挺身」の訓読み ) 身を投げ出し、人に先んじて事にあたる。率先する。
    1. [初出の実例]「米人の身を挺し険を踏み商業に従事する、尚ほ仏人の軍陣に於けるが如し」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android