無我夢中(読み)むがむちゅう

四字熟語を知る辞典「無我夢中」の解説

無我夢中

ある物事に熱中して、自分を忘れること。一つのことに心を奪われて他のことを顧みないこと。

[活用] ―に・―で。

[使用例] 白衣戦闘帽かぶらせられ、無我夢中で府中町の細川分院まで行きつくことが出来た[井伏鱒二*黒い雨|1965~66]

[使用例] 小室小野は、決死の勢いで今出川の近衛邸を出た。あとは無夢中で走った[司馬遼太郎*王城の護衛者|1965]

[解説] 「無我」は本来は仏教語で、への執着を脱した状態にあること。

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精選版 日本国語大辞典「無我夢中」の解説

むが‐むちゅう【無我夢中】

〘名〙 一つのことに心を奪われて我を忘れてしまうこと。
※われから(1896)〈樋口一葉〉二「終ひには何が何やら無我夢中(ムガムチウ)になって」

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デジタル大辞泉「無我夢中」の解説

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