骨を折る(読み)ホネヲオル

デジタル大辞泉 「骨を折る」の意味・読み・例文・類語

ほね・る

苦労する。力を尽くす。また、いとわないで人の世話をする。「友人再就職に―・る」
[類語]専心打ち込む専念没頭没入傾注没我熱中夢中熱心鋭意無我夢中背水の陣緊褌きんこん一番凝る耽る浸る骨折る根を詰める目の色を変える心血を注ぐ手を尽くす身を投ずる身を挺する体を張る明け暮れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「骨を折る」の意味・読み・例文・類語

ほね【骨】 を 折(お)

  1. 労苦をいとわず、精を出して仕事に励む。面倒がらないで努力する。また、苦心して人の世話をする。
    1. [初出の実例]「身をくたき、ほねををりて、ひとすぢにおこなひたまひけり」(出典:閑居友(1222頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android